よこすか米が浜クリニック|整形外科 リハビリ科 ペインクリニック内科|横須賀中央 米が浜通

よこすか米が浜クリニック

医療情報

2009-10-08

治療情報

脚や腕のむくみでお困りのかたへ

毎日長時間の立ち仕事をしていたり、年齢ともに心臓の働きが衰えたり、心臓から足先に送られた血液が静脈瘤や脚の深い部位の静脈の詰まりにより心臓に戻り にくくなったりして、だんだんと脚のむくみが起こってくることがあります。また、乳がん等の手術後にリンパ液のうっ滞により腕から手にかけてのむくみが起 きることもあります。最初は無症状でも、徐々にだるさを感じ、手の使いにくさや歩行障害といった日常生活上の支障が現れてきます。
むくみが軽いうちは、厚めの包帯を巻いたり医療用のストッキングを履いたりし、夜はクッションなどで脚を高くして休むようにしますが、むくみが強くなってくるとこれだけでは充分な効果が得られないことも多く、朝起きたばかりでもむくみが残った状態となります。
そのような場合は、空気圧でむくみを手足の先からからだの中心に向かって揉み上げて治療する《メドマー》というリハビリ機器が有効です。
当クリニックではリハビリテーションセンターに新しいリハビリ機器としてメドマーを導入いたしました。最上級の機能を備えた機種で健康保険により治療をお受けいただけます。
お気軽にお尋ねください。

2009-07-23

治療情報

パワーリハビリテーションについて

「パワーリハビリテーション」って、スポーツジムかフィットネスクラブでのトレーニングのこと? いえいえ、これからお話しするのは高齢者のためのれっきとしたリハビリの話です。
脳梗塞や脳出血といった脳血管障害や大腿骨頚部骨折などで入院し、手術やリハビリテーションを受けていったんは退院できた人が、その後年齢とともに体力が 低下して行動範囲が狭くなり、家に閉じこもりがちになってしまうということがしばしばみられます。また特に大きな病気のない人でも、年齢とともに機敏な動 きがとれなくなったり、速く歩けなくなったり、段差でつまずいたりした経験を多かれ少なかれ持っているのではないかと思います。これは筋力そのものの低下 に加えて、筋肉とそれを動かす神経を協調させる機能や、目を閉じていてもからだや手足の位置を認識する感覚の衰えが関係しており、ちょっとした外からの刺 激に対して姿勢を保つ機能が低下して転倒しやすくなると考えられています。
パワーリハビリテーションには神経と筋肉のネットワークを強化し、年齢とともに使わなくなったり衰えたりした感覚や機能を呼び起こす働きがあります。それ により日常生活での活動性が徐々に回復し、つまずきや転倒の予防効果を期待でき、現在介護を要する人の自立あるいは要介護度の改善にもつながります。また 作用機序ははっきりしないながらも、認知症(痴呆)の改善に有効との報告もあります。
では実際にパワーリハビリテーションとは、何を使ってどのようなことをするのでしょうか。スポーツジムと同じように専用のトレーニングマシンを使用して訓 練を行いますが、すでに動ける人が筋力をより強くするために重い負荷をかけるスポーツジムでのトレーニングと異なり、動けないあるいは動く能力の低い高齢 者にも無理のない姿勢と苦にならない程度の軽い負荷でくり返し訓練を行います。つまりパワーリハビリテーションとは筋力強化ではなく、使わなかったために 冬眠してしまった筋肉や神経を目覚めさせるもので、ここでいう“パワー”というのは、実は活動性のことを指しているのです。
次に具体的にどのような訓練をするのかといいますと、よこすか米が浜クリニックに導入されているパワーリハビリテーションの器械は設備・機器案内で紹介し ましたレッグエクステンションの医療専用のもので、おもりと連動するバーを足で押し上げながら膝を伸ばしていく訓練により、膝関節周囲や太ももの筋肉に作 用して下半身にかかる負担を軽減し、歩行を安定させる効果があります。非常に軽いレベルから段階的に細かく正確に負荷を設定できるようになっており、他の 電気治療などと組み合わせながら通院でのリハビリとして訓練を行います。
写真ではやや大がかりな器械に見えますが、実際には高齢者でも乗り降りしやすく、無理のない姿勢で運動を行えます。また無理にやらされるあるいは誰かに やってもらうといった受動的な訓練ではなく、自分から進んで行える点で能動的なリハビリといえます。非常に軽い負荷ですので苦しい訓練といったイメージは なく、続ける楽しさや訓練を終えて器械から降りた時のからだの軽さを実感できることと思います。
パワーリハビリテーションの対象になるのは、膝関節痛などの整形外科疾患や脳卒中による麻痺などで歩きにくくなったかたばかりでなく、はっきりした病気がないにもかかわらず足腰が弱くなって活動性の低下したかたにも勧められます。
興味のあるかたはお気軽にご相談ください。

2008-12-23

治療情報

五十肩について(治療編)

【五十肩の治療】
◎日常生活上の注意・薬物療法
治療としては、別の病気による骨や関節の異常がないことを確認したうえで、症状の出始めたばかりの急性期には痛みに逆らって無理に手を動かすことを避け、 消炎鎮痛作用のある湿布あるいは塗り薬を使用します。もし痛みが強い場合は、三角巾で肩関節を固定し、痛み止めの内服薬も使用します。
◎リハビリテーション
肩をまったく動かせないほどの激しい痛みでなければ、関節がさびつくの防ぐため、自宅などでできるリハビリテーションとしてコッドマン体操(振り子体操、アイロン体操)を毎日行うことが効果的です。
これは重力を利用した運動療法であり、テーブルや椅子に良いほうの手をついて上体を前に曲げ、痛いほうの手にアイロンやダンベルなど1~2Kgのおもりを 持ち、肩の力を抜いて時計の振り子が動く程度の小さな振り幅で、前後、左右、そして小さな円を描くように時計回り、反時計回りに動かします。決して腕だけ で振り回そうとせず、からだの反動を利用すると力が抜けて上手に振ることができます。
次に急性期を過ぎたら、入浴や蒸しタオル等で患部を温めることを始めます。この時期、病院でのリハビリテーションとしては、温熱療法としてホットパック・ マイクロ波・キセノン光・干渉波(低周波)等の電気治療を行い、また振り子体操も続けていきます。電気治療では患部を温めることにより、血液循環や代謝を 良くしたり筋肉の緊張を減らしたりして痛みを和らげる効果があり、1日1回約10分間行います。
このような治療で、多くのかたがたは徐々に症状が軽くなっていきますが、治療にもかかわらず症状が悪化して関節の油切れが起こってしまったかたや、すでに 油切れのため手を挙げられない状態で病院を受診されたかたには、慢性期の治療として、ホットパックで痛みや筋肉の緊張をやわらげたうえで、振り子体操に加 えて滑車(プーリー)を使用した運動療法が必要となります。
滑車訓練では天井に吊るした滑車にひもを通し、良いほうの手でゆっくりとひもを引っ張ることにより痛いほうの腕を上げていき、日数をかけてゆっくりと関節の動きを回復させます。
その他に、壁に沿って指を登らせていく挙上運動(指はしご運動)や、一本の棒を両手で持って肩関節の運動を行なう棒体操やタオル体操もあります。
◎注射療法
関節の油切れが強い時期には注射療法を要することもあります。これには関節液の成分のひとつでもあり関節のすべりを良くするヒアルロン酸ナトリウムという注射薬を使用します。
また、痛みが強い場合には消炎鎮痛のため必要最小限でステロイド剤を注射することもあります。
【終わりに】
五十肩は以上のような治療を行っても、治るまでに半年から一年、人によっては数年間という長い経過をたどることも多い病気です。治療の成果がなかなか現わ れないと不安な気持ちになるかもしれませんが、すぐに良くならないからといって自分だけの判断で治療に通うのをやめてしまったりせず、長期にわたることが あっても根気よくリハビリテーションを続けていただきたいと思います。

2008-11-16

治療情報

五十肩について(診断編)

五十肩(四十肩)とは、主に40~50歳台の人に明らかな外傷などのきっかけなく起こる肩関節(腕のつけね)の痛みや関節の動きの制限に対して呼びならわされてきた名称であり、医学的には肩関節周囲炎という病名がつけられています。
【五十肩の原因】
骨には特に異常がなく、肩関節を取り巻く関節包・滑液包(関節周囲の袋)、筋肉、腱などの年齢的な変化による炎症や癒着が原因と考えられています。
【五十肩の症状】
症状としては、初めのうちは肩関節(時に腕にかけて)の動作に伴う痛みが主で、強い腫れや発赤、熱感はありませんが、次第に慢性化した炎症による肩関節周 囲の癒着を生じ、油切れですべりの悪くなった機械のように関節が滑らかに動きにくくなり、手が後ろに回らなくなったり上に挙げられなくなったりしてきま す。このような状態を関節拘縮(凍結肩)といいます。
また症状が進むにつれて、夜寝ていて痛みのために目が覚めてしまうといった夜間痛が起こるようになります。
【五十肩の検査】
レントゲン撮影、また必要に応じてMRIや関節造影検査を行い、他の疾患がないことを確かめます。
(→次回、治療編に続く)

2008-08-24

治療情報

変形性膝関節症について(治療編)

【変形性膝関節症の治療】

◎日常生活上の注意
関節は機械と同じで、冷えると油の回りが悪くなります。また寒いと弱い刺激でも痛みを感じるようになります。急激に強い痛みが出ている急性期を除いて、基本的には温めることが効果的です。冬だけでなく、夏の冷房にも注意が必要です。
膝への負担となる立ち仕事・長時間の歩行・荷物の持ち運び・階段昇降を控え、さらに自動車のエンジンのウォーミングアップと同じで、急に動き始めず膝の曲げ伸ばしを数回してから立ち上がって歩き始めるとよいでしょう。
正座やしゃがみこみは全体重をかけて膝を無理に曲げることになり、あぐら座りも関節の内側の骨同士が押さえつけられてしまいます。なるべく洋式の生活を心がけましょう。
歩くときに履く靴は衝撃吸収の良いものが望ましいでしょう。また杖(ステッキ)の使用は三本目の足として膝への負担を軽くする助けとなります。
体重の負担をかけながらする陸上でのスポーツは控えめにしましょう。また体重を減らす目的や周りの人から「寝たきりになるといけないから歩いたほうがよ い」と勧められても、万歩計をつけて歩き過ぎるようなことはかえって膝への負担になります。これに対して温水プールでのウォーキングやアクアピクスは水の 抵抗に対抗するため運動効果が高く、逆に浮力により体重の負担が少なくなるので安全です。
肥満も膝への負担となりますが、若い頃と比べて基礎代謝が低くなるため、食事を摂り過ぎているわけではないのにエネルギーの消費が悪くなり体重の増加につ ながります。体重を減らすためには、カロリー表で摂取量を計算したり、病院の栄養科で食事指導を受けたりするのも良いでしょう。

◎リハビリテーション
温熱療法と運動療法を行います。
温熱療法にはホットパック・マイクロ波・キセノン光・干渉波(低周波)など関節を温めてほぐす電気治療器を使用しますが、関節に熱を持っているような炎症の強い時期にはこれがおさまってから始めます。
通院できない時には、自宅でぬるめのお湯での下半身浴が有効です。この時、入浴剤を入れると皮膚の表面に被膜を作って冷めるのを防ぐ効果があります。最近 ではレンジで温めるホットパックも市販されており、使い捨てカイロも低温やけどに注意して使用すれば差し支えありません。
運動療法には、関節の動きを良くする関節可動域訓練と、膝を支える太ももの筋肉を強くする大腿四頭筋強化訓練とがあります。
関節可動域訓練では入浴やホットパック等で温めた状態でゆっくりといっぱいまで膝を曲げたり伸ばしたりするのが効果的で、早く動かしたり反動をつけたりしないで行います。
大腿四頭筋強化訓練は膝上の筋肉に力を入れて片方ずつ脚を持ち上げて止めておくもので、仰向けに寝た状態では足を床から10cmほど浮かせるように、また 椅子に座った状態では床と水平になるように片脚をまっすぐに持ち上げて約10秒間保ち、これを20~30回ずつ1日1~2回行います。このとき反対側の膝 は曲げておきます。自分の脚の重みだけで慣れてきたら、足首に1~2kgのおもりを巻いて同様に行います。効果が出始めるまでに1~2ヶ月かかるので根気 よく続けることが大切です。
また医療用トレーニングマシンを使用したパワーリハビリテーションも有効です。

◎薬物療法
薬には、患部に直接つける湿布や塗り薬と、痛み止めの内服薬や坐薬があります。
まず胃腸障害を起こさない湿布・塗り薬が使用されます。湿布・塗り薬には薬の成分を溶かし込む材料による違いがあるだけで、効き目には特に大きな差があり ません。ただ温湿布は唐辛子の成分でポカポカしますが、肌への刺激も強いので、最近は痛み止めの湿布が主流です。肌が弱くてかぶれやすい人や関節の動きに より湿布がはがれやすい時などには塗り薬(軟膏・ゼリー・スチック状・液状のものがあります)がよいでしよう。
湿布・塗り薬で症状が改善しない場合には内服薬・坐薬を使用しますが、変形性膝関節症そのものを元から治せるのではなく、出てしまった痛みや腫れを鎮める目的で使います。
内服薬で胃腸障害の出る場合や急性期で症状の強い時は肛門から入れる坐薬が良いでしょう。

◎注射療法
関節内に注射することで痛みをやわらげる治療法ですが、働きにより2種類に分けられます。
*ヒアルロン酸:関節液に含まれる成分のひとつで、潤滑剤のように軟骨同士のすべりを良くする働きがあり、これを1~2週間に1回関節内に直接注入します。
針を刺す治療法ですので細菌感染(化膿)に注意が必要で、厳密な消毒をして注射しますが、注射した日は入浴・シャワーを控えます。また、最近では感染の危険性を減らすため、最初から注射器にセットされたものを使用しています。
*ステロイド(副腎皮質ホルモン):炎症や痛みを鎮める作用が強い反面、骨や軟骨の代謝への影響も出やすいため、必要最小限の使用とします。

◎装具療法
歩行や階段昇降など負担のかかる動作時に関節を保護して支えを良くするため、直接膝に履くサポーターを使用します。
また、内側に偏ってしまった膝の重心を矯正するために靴の中敷のように足の裏につける足底板という装具を使うこともあります。

◎手術療法
以上のような治療を行っても症状が強く、日常生活に支障をきたす場合には、手術が必要になることがあります。
手術には関節鏡という内視鏡を使用して関節内をきれいに掃除する郭清術や、内側に偏ってしまった膝の重心を直接矯正する脛骨外反骨切り術、傷んだ骨や軟骨を取り替える人工関節置換術があり、症状や関節の状態に応じて選択されます。

しかし、できるならば生涯手術を受けずに過ごせるようにするため、発症後できるだけ早期に治療を始めること、さらに可能であれば症状の現われていないうちから日常生活での注意を心がけ、予防的な運動療法を根気よく行っていただきたいと思います。

2008-07-27

治療情報

変形性膝関節症について(診断編)

膝関節は大腿骨、脛骨と腓骨(すねの内側・外側の骨)、膝蓋骨(さらの骨)からできており、まわりを袋状の関節包で覆われています。 また関節は機械と同じで、ベアリングやクッションの役目をする軟骨と潤滑剤である関節液によってスムーズに動く仕組みになっていますが、年齢とともに軟骨 が毛羽立ったり亀裂が入ったりしてすべりが悪くなり、関節に炎症が起こって痛みを生じ、そして次第に軟骨がすり減って関節の隙間が狭くなり、骨が変形して いくのが変形性膝関節症です。

【変形性膝関節症になりやすい(悪化しやすい)のは?】
O脚や強いX脚:体重が膝の中心でなく、内側あるいは外側に片寄ってかかるため、関節が片減りしやすくなります。
肥満:膝は体重を支える関節であるため、体重の増加は荷物を背負って暮らしているのと同じで、即、負担の増加につながります。
筋力低下:年齢とともに筋力は低下しますが、いったん膝が痛くなると、活動性が低下するためにさらに筋力が落ちて膝関節周囲の支えが悪くなります。
スポーツや重労働による負担:若い頃からの体力を過信してスポーツを続けている人も注意が必要です。
以前に受けた外傷(骨折、脱臼、軟骨損傷、靭帯損傷等)や疾病(化膿性関節炎、腫瘍等):外傷や疾病の影響で関節の滑らかな動きが損なわれ、その結果、実際の年齢よりも軟骨の磨耗が進みやすくなります。

【変形性膝関節症の症状】
◎痛み:はじめのうちは立ち上がって歩き始めたり階段を下りたりするときに痛みを感じ、しばらく歩いていると痛みは軽くなります。症状が進んでくると動いている間じゅう痛むようになります。
◎腫れ(関節液の貯留):正常な関節の中に軟骨の潤滑剤として存在する1~2mlの関節液とは異なり、炎症により関節の袋からこし出された水が溜まります。しかし溜まった水を抜くと癖になるわけではなく、炎症が治まれば自然に溜まらなくなります。
◎変形(主にO脚):日本人の多くは重心が膝の中央より内側にあるため、関節の内側の軟骨が片減りして関節内側の隙間が狭くなりやすく、相対的にO脚変形を呈してきます。
◎関節の動きの制限(関節拘縮):関節がさびついて動きが悪くなり、正座や和式のトイレのしゃがみこみが辛くなったり、膝がまっすぐに伸びにくくなったりします。
◎歩行障害:痛みや関節の不安定さのために、何かにつかまらないと歩けなくなります。

【変形性膝関節症の診断】
診察室での問診、視診、触診及びレントゲン撮影(膝の正面・側面、必要に応じてさらの骨の断面)、また経過によりMRIやCTの検査を行います。
MRIではレントゲンで写る骨以外に軟骨や筋肉・靭帯等の柔らかい組織も写すことができますが、強力な磁気を使用するため、手術等で体内に金属が入っていたり、心臓のペースメーカーを入れたりしている人は原則として受けられません。
(治療編に続く)

2008-07-10

治療情報

骨粗しょう症の診断と治療

最近話題となっている骨粗しょう症ですが、年齢とともに骨がもろくなることにより、背骨が曲がったり、軽い転倒や家の中での尻もち程度でも簡単に骨折を起こすことが多く、高齢者が寝たきりとなる原因の上位にランクされます。

【診断】
腰痛や骨折(背骨や股・腕のつけね、手首など)の前歴の有無。
診察(触診等)での症状の確認。
レントゲン検査、MRI検査。
骨密度測定。
血液検査、尿検査。
なかでも骨密度測定は、手首の骨を計測することにより短時間(約1分半)かつ低放射線被爆で骨密度を測定することができ、骨粗しょう症の程度を把握するために大変有用です。
また血液や尿検査では、血液中のカルシウム量や骨由来の酵素、年齢とともに骨がもろくなる原因となる骨の中でのカルシウムの新陳代謝のバランスをみるための骨代謝マーカーなどを測定して治療法を選択します。

【治療】
◎食事療法:骨を作るもとになるカルシウムはもちろん、体内へのカルシウムの取り込みを助けるビタミンDを含む食品を積極的に摂るようにします。
小魚だけでなく、メニューに乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)を加えるとより効果的です。
◎運動療法(リハビリ):適度にからだを動かすこと(ウォーキング、温水プールでの水中歩行やアクアビクス等)が勧められます。
◎日光浴:短時間の日光浴でも体内のビタミンDを活性化する働きがあります。
◎薬物療法、注射療法:内服薬としてカルシウム剤やビタミンDの他、最近では骨からのカルシウムの溶け出しを強力に防ぐビスホスホネート剤(朝起きてすぐ服用)等を使用します。
さらに、週1回の筋肉注射を追加することもあります。

一度進み始めた骨粗しょう症は、治療により短期間ですぐ改善するというわけにはなかなかいきません。
定期検査での骨密度の数値に一喜一憂せず、根気よく治療を続けていきましょう。

2008-05-02

医療ニュース

医療系雑誌「日経ヘルスケア」に掲載されました

当クリニックの特色である早朝診療・早朝リハビリへの取り組みについて取材を受け、その記事が「日経ヘルスケア2008年1月号」に掲載されました。
下記アドレス↓
http://medical.nikkeibp.co.jp/all/info/mag/nhc/magazine/200801.jsp

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